愛されたいのに愛が信じられない
こんにちは！
明石・神戸で
リトリーブサイコセラピーの手法で
生きる力を取り戻すお手伝いをしている
心理セラピスト 田中有希子です。
年末も年末。今年もあと少し。
みなさまいかがお過ごしでしょうか？
会社の仕事納めも済み
家族でお過ごしの方も多いと思います。
私は、年末の大掃除。。。から脱走し
主人と息子と家族三人で
平成仮面ライダー20作記念
を見てきました！
しかも今回は上映前に仮面ライダージオウの握手会つき！
はしゃぐ二人を前に
主人はカメラマン役をしてくれました。
。。。息子と、それ以上に嬉しそうな
大きいお友達の私をバッチリ写真に収めてくれました。
好きなものを目の前に大人も子供もないのです！
と個人的には思います。
さてさて。
今日のテーマは
「愛されたいのに愛が信じられない」
です。
大好きな仮面ライダーにも
流行りのテレビドラマにも
度々取り上げられるテーマです。
「愛したいのに愛がわからない」
というテーマでもよく出てきます。
さて、欲しくなったりあげたくなったり
わから無くなったりして悶絶する
そもそも『愛』って何ぞや？
というところを心理学の
愛着という側面ところから見ていこうと思います。
愛着とは
生まれてから2～3歳までに
保護者（お母さん）の間に形成される
情緒的な結びつきのことを指します。
赤ちゃんの時
お母さん抱っこして
お母さんおっぱいちょうだい
お母さんおしめを変えて頂戴
沢山の「お母さん○○してちょうだい」を欲求し
自分の欲求が満たされるという経験を積むことで安心感を覚えていきます。
しかも「お母さん」という特定の一人に満たしてもらう事で
お母さんは安心できる人
お母さんは特別な人
お母さんは私を満たしてくれる人
お母さんのスキンシップは気持ちいい。安心できる！
と言う感覚を覚えていくのです。
これはとても原始的な欲求・感覚で
私たちの安心・安全のおおもとになるものと言えます。
言い換えると
乳幼児期に愛着が十分に形成されているかどうかで
その後に人生に大きく影響すると言われています。
この世に生を受け
赤ちゃん、乳幼児期の子どもにとってとても自然な
そしてとても大事な欲求と感覚なのです。
原始的な愛着の上に人は『愛』を育てていくのです。
その愛着の形成に何らかの理由で傷つきがあると
大人になってからも人との関係の中で
下記のパターンを繰り返してしまいます。
・常に自分は人に見捨てられるのではないかと不安
・人から愛されているという感覚がない
・目に見えるもの（お金・成績・いいねの数・メールのやり取りの数）しか信じられない。
・親しい人に近づけば近づくほど怖い
・人が信じられないので相手を試す行動を何度も繰り返し、結果相手が離れてしまう。
（または自分から離れてしまう）
・子供を愛せない（子供が苦手）
・拒絶されることを予測して自分で自分を怖がらせて人に近づかない。
THE！愛がわからない。
という感覚です。
このような
「愛がわからない・人が信用できない」という感覚と
「愛されたい・愛が欲しい」という人間の原始的な欲求
の狭間で常に揺れ動くことになるので非常に苦しいのです。
私自身、
愛着とは人間が生きていく上で最も重要な感覚だと思っています。
さて、
子供の頃に形成されるはずの愛着に傷つきがある場合
子供時代をやり直すことはできないので
取り戻すことはでき無いかと言えばそうではありません。
愛着を癒し育てていくことは
大人になってからでも可能です！
自分自身の愛着の柔らかい感情の何に傷つき
自分自身の子どものままの柔らかい欲求は何を求めているのか。
それらをじっくり・丁寧に見ていき
今度は自分自身で満たしていく。
地味な作業ですが
続けることによって愛着の形成や傷つきを修復していくことが出来ます。
私も、脱愛着（愛着なんていらない！）という状態から
ゆっくりと回復させてきた人の一人です。
ちなみに、私の愛着の一番初めの感覚は
「あったかい」でした。
大事な愛着の回復を
心理学や心理セラピーで
お手伝いできたらと思っています。
それではまた！
みなさま、良いお年を！
GraceSeed心理研究所
田中有希子（たなかゆきこ）
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