わるもの探しの心理~②
こんにちは!
明石・神戸で
リトリーブサイコセラピーの手法で
生きる力を取り戻すお手伝いをしている
心理セラピスト 田中有希子です。
前回のブログで
気になったらギリギリのタイミングで
間に合ったお話を書いたら
またありました!
息子が1歳の頃からしまじろうコンサートに
年に二回行くのですが
今年はいつかなと調べたら先週の土曜日!!
木曜日に気が付いて急いでチケットを手配しました。
売り切れていなくて良かった~~(汗
おかげさまで
週末は息子とコンサートを楽しむことが出来ました。
息子も6歳になる年。来年は小学校。
もしかしたら来年はしまじろうは卒業かな?
と思いつつ、
何とか例年通り連れていけて良かったです。
さて、今日のテーマは
「わるもの探し」
の続きのお話です 。
困った状況、理不尽な状況に陥った時
そして「責任」というキーワードが重なった時
つい誰が悪かったのか「わるもの」を探してしまう
ということについて書きました。
わるものの役割
できればみんな仲良くお互いが信頼しあって
物事を進めていけたらいいのに
つい探してしまう「わるもの」。
もし、「わるもの」が居ることで
または「わるもの」を作り出すことで
何かメリットがあるとしたら。。。
何でしょう?
もしかして一番言いたくなる言葉は
私悪くない!
私のせいじゃない!
じゃないでしょうか?
何か困った状況や理不尽な状況が起きると
誰かが責任を取ってくれないと困る
私のせいにしないで。私の責任じゃない。
わるものが居れば
わるもののせいにできる
これが一番のメリットではないでしょうか?
あいつが悪いの!
何か集団の中で困った事が起きたり
理不尽な状況が続いて不安定な時
わるもの探しが始まります。
【スケープゴート】
心理学用語で「集団自体が抱える問題が集団内の個人に身代わりとして押しつけられ、結果として根本的な解決が先延ばしにされること」。
物事がうまくいかない原因や責任
困った事や理不尽な状況の原因や責任
を誰かが「わるもの」として担っている安心感があるとき
人はそれ以上その物事を現実的に自分でどうにかしようと
考えなくなります。
言い換えれば
安心感と引き換えに
自分自身の成長する機会をストップさせてしまう訳です。
そして、何かが解決するわけじゃありません。
全部自分が悪いのだからもう責めないで
そして、わるもの探しの不穏な空気感が漂うと
思わず
全部自分が悪いんです!
と言いたくなる場合もあるでしょう。
もしかしたら育ってきた環境の中で
このような家庭の雰囲気・価値観があり
- お前が悪いと言われ続けた
- 不愉快な状況の責任を取れと言われ続けた
- 誰かのせいにしないと理不尽な状況を過ごせなかった
- いつも誰かが悪かった
- 誰かが責任を取るべきだと思う
わるものが居なければ不穏な空気が収まらない。
いつも自分が悪いことにしてその場を収めてきた。
わるものになれば、これ以上責められない。
わるものになってでも不穏な空気を収めたい。
全部自分が悪いことを認めるから、これ以上責めないで。
不穏な空気はやめて。この話はこれで終わりにして!
自分自身が「わるもの」担ってその場を収めようとしても
人はそれ以上その物事を現実的に自分でどうにかしようと
考えなくなります。
自分自身がわるものになることで
自分自身の成長する機会をストップさせてしまう訳です。
何かが解決するわけではありません。
わるもの探しって結局何?
人は不安定な状況、理不尽な状況を
現実的に解決するのではなく
私悪くない!あいつが悪い!
とすることで安心を得ようとすること。
私が悪くないというために「わるもの」
を作り出す心理について書いてきました。
そして「わるもの」を見つけ出す
作り出すことによって安心感を得られたとしても
自分自身の成長の機会を止めてしまうことも。
わるもの探しは不安の表れです。
自分の人生がうまくいかない責任を誰か取ってもらいたい。
そんな気持ちが自分にあるのだなと受け止めて
次に今困っている問題をどうしたいのか
現実の解決にフォーカスしてみてくださいね。
外から内へ、妄想から現実へフォーカスが変わるとき
あなたの現実は動き始めます。
現在期間限定でモニターを募集中です。
心理セラピー モニター価格 5000円
興味のある方、ぜひ一度お問い合わせください!
心理セラピーはハードルが高いけど
誰かに悩みを聞いて欲しいという方
電話カウンセリングも好評です!
人生激変コースと呼ばれる
リトリーブサイコセラピーの大阪基礎講座
いよいよ9月より開講です!
私も行きましたよ~!
GraceSeed心理研究所
田中有希子(たなかゆきこ)
Facebookページ
いいね!で応援お願いします。
フォローよろしくお願いします。