兵庫・明石*不安や絶望から生きる力を取り戻すセラピー

生きづらさを手放し、生き方を取り戻せるように。 思いきり人生を楽しめるように。

混乱して説明できない心の傷

こんにちは!

明石・神戸で

リトリーブサイコセラピーの手法で

生きる力を取り戻すお手伝いをしている

心理セラピスト 田中有希子です。

先日、DVDで「リメンバー・ミー」を観ました。

主人が借りてきたので、

私はジャケットさえ見ておらず

アニメという以外

全く予備知識無いまま観ましたがスゴく良かったです!

大好きな音楽で生きていくために

命がけな主人公。

家族を守るため代々続く「音楽禁止」の掟。

家族のスレ違いや勘違い

そして悲しみと愛から生まれた

代々の家族の繋がり方。

それぞれ映画の感想があると思うけど

私は人生好きなことをして生きて

家族とあたたかい愛情で繋がって

精一杯生きよう!

どうせいつか死ぬのだから。

と思いました。

観る前にはこんなに泣けて

感動する映画だとは思いませんでした!

リメンバー・ミー

おススメです。


先日はシリーズもので

親による子供の利用についてお伝えしました。

娘は私の分身?娘になら大丈夫?~女の子の利用~①

娘は私の分身?娘になら大丈夫?~女の子の利用~②

今日は心理的虐待からの回復とその混乱」についてです。

幼少期の養育者とのかかわりの中で

虐待利用があると

その子供は心理的に大きな傷を負い

大人になってからも生きづらさを抱えてしまいます。

しかしながら、生きづらさを抱えて心理の事を調べたり

学びを深めていくうちに

・あぁ!私は利用されていたのだ!

・ごめんねぇ。ごめんねぇ。我慢してねと言いつつ結局は利用されていたのだ。

・愛のムチと言われて叩かれたが、これは虐待だったのだ!

・親の言う通りしていれば機嫌がいいが、さもなければ無視されるなんて心理的虐待なのではないか?

・家族の中で自分だけが無視されていた。これはネグレクトなのではないか?

等、自分の幼少期に置かれた状況を

客観的に振り返ってみて人に話せるようになったり

子供の頃の自分はとても傷ついていた。

悲しいけれど受け入れて自分自身で癒していこう

と人生を決める再決断ができるようになっていったりします。

絶望・怒り・悲しみ・寂しさ

あらゆる感情を感じきって恐れを手放し

自分の中に安心・安全の感覚を育てていくステージに入ります。

ところが、

自分の過酷な幼少期を思い出せば思い出すほど

癒そうとすれば癒そうとするほど

・自分が何が怖かったのか説明できない。

・説明するための証拠が無いのでダメな気がする。

・本当は親が悪いのではなくて自分が悪いのではないか

・自分が楽になるために親を悪者に仕立て上げるために

 自分が嘘をついているのではないかという感じが消えない。

という段階に入るタイプの方が居ます。

何故でしょうか?

考えられることは

・あまりにも全部あなたが悪いと言われ続けた。

・親が悪いという証拠が必要だと思わされていた。

・自分が悪いという証拠は揃っていると思わされていた。

・親から全く罪悪感を感じなかった。

・社会的地位のある親で「いい人」の顔を崩さなかった。

・きついことを言われる時いつも笑顔だったので混乱していた。

等、自分さえ信じられなくする

混乱を起こすような状況が

長く続いたと推測されます。

混乱。

自分で自分の置かれた状況や恐怖について

語ることすら禁止された状態。

それが蘇ってくるのです。

実は、虐待や利用の傷の回復の過程で

このような状況になるのは珍しくありません。

虐待や利用はそれが行われた期間の間

何回も、繰り返し行われ

幼い心は何重にも傷つけられているからです。

それでは、その混乱の状況から抜け出すには何が必要でしょうか?

自分の中に安心・安全を少しづつでも培っていくことと

もう一つ大事なことは

それでも尚、自分の人生、

どの様に生きたいか再決断することだと私は思います。

ここでも「どうしたい?」が重要になります。

心の回復・癒しの段階は一直線ではありません。

何重にも重なったらせん階段を上るような作業とも言われています。

傷を癒し、安心・安全を創っていくフェーズ

怖いと言いながらも「○○」したいと再決断するフェーズ

どちらも心理セラピーでお手伝いできたらと思います。

ひとりで苦しまないで下さいね。

GraceSeed心理研究所

田中有希子(たなかゆきこ)

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