兵庫・明石*不安や絶望から生きる力を取り戻すセラピー

生きづらさを手放し、生き方を取り戻せるように。 思いきり人生を楽しめるように。

娘は私の分身?娘になら大丈夫?~女の子の利用~②

こんにちは!

明石・神戸で

リトリーブサイコセラピーの手法で

生きる力を取り戻すお手伝いをしている

心理セラピスト 田中有希子です。

息子のインフルエンザはすっかり良くなり

保育園にも無事登園。

元気になってくれて一安心。。。

の頃に私も風邪で倒れこみました。

幸いインフルエンザでは無かったのですが

どっと疲れが出たようです。

母親だからしっかりしないと!

と思えば思うほど

インフルエンザが怖かったみたいです。

5歳児である息子が40℃を超える発熱。

やっぱり怖くないはずありません。

こういう時は「私は怖かったんだな」

と言葉に出して言います。

主人にも、「怖かった」と聞いてもらいます。

「怖い」は怖いままでいい。

そうして口で言葉にしたり

誰かに聞いてもらう事で

「怖い」は「怖かった」(少し過去に)

「怖かったけどもう大丈夫」(今は起きていない)

とゆっくり変わっていくのを感じると落ち着いてきます。


さて、前回より

娘は私の分身?娘になら大丈夫?~女の子の利用~①

というシリーズものでお届けしています。

女の子は特別。

子供である娘と大人である自分を同化させて

娘を利用する母親の心理と

またそれを許してしまう社会的な背景について綴ってみました。

今日は利用される娘側の心理についてです。

母親が

だって、男の子にはお願いできない事もお願いできるでしょ?

だって、よそでは話せないような愚痴も全部聞いてくれるでしょ?

だって、私が出来なかった夢を娘には託せるでしょ?

だって、下の兄弟の世話は娘に任せられるでしょ?

だって、家の家事は娘に任せたら楽できるでしょ?

だって、主人と喧嘩になっても私の味方になってくれるでしょ?

と「利用」してきても娘の方は

・大人ですら取れない責任を無理して果たそうとする。

・男の子にはさせないような辛いことも無理して飲み込んで頑張る。

・よその大人ですら聞いたらショックな事を無理して聞く。

・お母さんの夢を叶えることは私の夢と自分の人生ではなくお母さんの人生を生きようとする。

・お姉ちゃんだから仕方ないと小さいお母さんの様にふるまう。

・お父さん好きなのにお父さんは悪者扱いにしなければならない。

・・・

ひたすら

全部無理して

我慢して

イヤだという感情も飲み込んで

必死でお母さんの期待に応えようとします。

だって、お母さんが喜んでくれると思うから。

喜んでくれたら愛されていると、

特別な存在だと思ってもらえると

悲しくも思ってしまっているから。

「利用」の怖いところは子供の側からすると

どんなに苦しくても「母親との特別な繋がり」に

「愛情」を見出そうと

またコレ自体がが愛だと思い込んでしまう事です。

私は親に虐待を受けた訳じゃないけど

・何か生きづらい。

・人のお世話をしていないと自分の価値が感じられない。

・騙されているってわかっていてもつい人の言う事を聞いてしまう。

・嫌って言えない。

・ダメだと分かっていても自分を利用する様な男女関係が辞められない。

という人の中には

幼少期の親子関係の繋がりの中に

「利用」される関係が大きく占めていたのではないかな?

と考えています。

幼少期の親による虐待も苦しいですが、

「利用」も本当に苦しく

人生に大きな影響を与えてしまうのです。

また、何故お母さんが娘に対して

その様に「利用」する関係に陥りやすいのかというと

お母さん自身も「娘とはそういうものだ」と

「利用」されてきたからと推測されます。

でも、

お母さん自身もイヤでしたよね?

お母さん自身も傷ついているんですよね?

それを娘にも引き継ぎたいですか?

お母さん自身が自分の心の傷に気が付き、

癒していくことで

娘さんとの関わり方を変えていくことができます。

愛情という関りが見えてきます。

あなた自身が欲しかった

温かい繋がりで娘と繋がりたいと思いませんか?

最後になりましたが、冒頭のセリフ。

私はこう思います。

だって、男の子にはお願いできない事もお願いできるでしょ?

→男の子にお願いできないことは女の子にも無理です。

だって、よそでは話せないような愚痴も全部聞いてくれるでしょ?

→娘は感情のゴミ箱。はけ口ではありません。大人のお友達に聞いてもらってください。

だって、私が出来なかった夢を娘には託せるでしょ?

→自分の夢は自分で叶えるものです。娘の人生は娘のものです。

だって、下の兄弟の世話は娘に任せられるでしょ?

→お姉ちゃんだって子供です。育児は親の責任です。

だって、家の家事は娘に任せたら楽できるでしょ?

→娘はあなたの便利な家政婦ではありません。

だって、主人と喧嘩になっても私の味方になってくれるでしょ?

→夫婦喧嘩は夫婦で収めてください。子供を巻き込まないでください。

お母さん、あなたは大人です。

娘は子どもです。

自分の責任・大人の責任は、子供には取れません。

自分で責任をもっていきましょう。

GraceSeed心理研究所

田中有希子(たなかゆきこ)

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