生きづらさってなあに?
こんにちは!
明石・神戸で
リトリーブサイコセラピーの手法で
生きる力を取り戻すお手伝いをしている
心理セラピスト 田中有希子です。
さて、以前はFC2ブログで記事を書いていましたが
今回のブログからはてなブログに移動してきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
もう三月。暦の上では春ですが
まだまだコートが手放せない寒さですね。
三寒四温と気温の変化も厳しい時期ですが
桜の季節はもうすぐ。
満開の桜とお花見が楽しみですね。
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さて、今日のテーマは
「生きづらさ」
です。
人間は、生まれてくるときには
- 申し訳なさ
- 罪悪感
- 生きていくことが怖い
- 自由にしてはいけない
- 私にはできない
- 死にたい
等の感覚を抱えたまま
生まれてくる訳ではありません。
そして、もう一つ大事な前提が。
人は自由に生きて
楽しさを感じて生きていくもの!
これは事実です。
でもそう感じながら
生きられないのは何故でしょうか?
それは幼少期の家庭環境が大きく影響しています。
子供の頃、生き方のお手本になるにはまず両親です。
その両親から、
人生とはこういうものだよ
このように生きるのよ
と言葉だけじゃなく雰囲気からも
沢山のメッセージを受け取っています。
前回も、人生脚本について書いています。
今日は幼少期の家庭環境で
身に着けてしまった
そう思い込んでしまった
自分らしい人生を止めてしまうビリーフ
(イラッショナル・ビリーフ)
について少し書いてみたいと思います。
- 存在してはいけない・自分という人間は生きてはいけない・生きる資格が無い
- 愛着を感じてはいけない(愛着障害)
- 感覚や感情を感じてはいけない
- 責任を持ってはいけない(失敗したり、間違ってはいけない)
- 重要な存在であってはならない
などなど。全部で約23個のビリーフがあります。
今後またご紹介したいと思いますが
今日はコアビリーフと呼ばれる生存と愛着
2つのビリーフについて述べたいと思います。
生存してはいけない・自分という人間は生きてはいけない・生きる資格が無い
自己の存在を完全に否定してしまうような思い込みです。
その思い込みがあると
- 死にたいとか自分はいない方が良いと感じてしまう
- 死にたい訳じゃないが消えたくなる
- いつも自分がどうやって死ぬのかを空想してしまう
- 私には居場所が無いと感じてしまう
自殺願望や自傷行為に繋がりやすいビリーフです
幼少期に「自分は生きていてもいい。」
子供が素直にそう思う事が出来なかった家庭環境や
親の死など、強い喪失体験があると持ちやすいビリーフです。
愛着を感じてはいけない(愛着障害)
ひとことで言うと人と人とのきずなの病です。
- 人から愛されているという感覚がない
- 子供を愛せない
- 人の愛情を信じられない
- 常に自分は人に見捨てられる、嫌われていると感じてしまう
- 目に見えるものしか信じられない
生きていくことへの基本的安心感や自己肯定感、
自己重要感など生きていくうえでの安定感が感じられないビリーフです。
幼少期に「親との間に温もりや愛情で繋がる経験がない。もしくは希薄」
だった場合に持ちやすいビリーフです。
二つとも、生きていくのが難しそうなビリーフです。
さて、生きづらさとは
このような間違った思い込みそのものや
いつも死のことを考えてしまうような妄想のパターン
で、自由に生きられる!という
本来の生き方を止めるものを差します。
その思い込みを受け入れざるを得ない
悲しくてやりきれない幼少期があったのだと思います。
子供の時は受け入れないと
家庭の中で生きていけなかったのも仕方ないと思います。
でも、今あなたが大人なら
この思い込みや妄想は今からの人生
そのまま抱えて続けていきたいでしょうか?
過去は変えられませんが
これからの生き方は自分で選択して
決めていくことが出来ます。
そう思い込んでいる自分で生きていきたいですか?
未来は自分で決めて作っていくもの。
自分の人生、自分で決めていけますよ!
GraceSeed心理研究所
田中有希子(たなかゆきこ)
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